何があった?2013/10/11 20:19

桂米朝と上方落語の奇蹟

講談社のHPに下記のニュースが飛び込んできた!


2013.10.11 『桂米朝と上方落語の奇蹟』 刊行中止に関するお詫びとお知らせ

2013年10月に刊行を予定しておりました単行本『桂米朝と上方落語の奇蹟』は編集上の都合で刊行を中止いたしました。本作品をご予約、また発売をお待ちいただいておりました読者の皆様、書店様に謹んでご報告とお詫びを申し上げます。
また刊行中止のご報告の遅れにより、お問い合わせをいただきました皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。


以前、講談社の小冊誌『本』に連載していた『米朝が教えてくれた』をリライトしたものと思われるが、誰かにクレームでもつけられたか?

 2011年09月号 ( 1) 上方と江戸
 2011年10月号 ( 2) 大阪の商家の空気
 2011年11月号 ( 3) 歌舞伎の噺
 2011年12月号 ( 4) 落語ハンター
 2012年01月号 ( 5) 小判の値打ち
 2012年02月号 ( 6) 寄席という空間
 2012年03月号 ( 7) 枝雀の修羅
 2012年04月号 ( 8) 芸人の末路
 2012年05月号 ( 9) 上方落語の黄金期
 2012年06月号 (10) 演者が消える芸

楽しみにしていたのに・・・  What's happened ?

つぎはぎプラネット2013/10/12 16:49

つぎはぎプラネット


つぎはぎプラネット


故星新一氏の雑誌掲載作品ばかりを集めた本が出版された。その中に 「SF川柳・都々逸 101句」 なるタイトルがある。好みの句だけ抜粋してみた。

 「政治家の ロボットにぎにぎ よく覚え」

 「ビッグバン スロービデオで もう一度」

 「二日酔い タイム・マシンで すぐ治り」

 「やれ打つな エイリアンが手をする 足をする」

 「テレパシー みんなあったら ただの人」

 「夏への扉を 叩いてみれば いまは留守よと 声がした」

 「古池や 本人飛びこむ あたま山」

初出は 1980年~1984年 である。ちなみに同氏の雅号は 「笑兎」 とのこと。 ショートショートの神様らしい洒落である。

ぼけせん町内会2013/10/22 14:41

小説現代11


ぼけせん町内会


講談社の月刊小説現代で連載中の「帰ってきた山藤章二のぼけせん町内会」に十句目の川柳が採用され、番付も「顔役」に出世した。時事川柳は賞味期限が短く、作者自身も「?」となってしまうのでメモ書きを残しておかねば・・・


顔役 2013年11月号 53 「バリアフリー実はルンバのためだった」
半顔 2013年09月号 51 「もったいない養毛剤に生えたカビ」
半顔 2013年07月号 49 「嗚呼!やんなっちゃったには驚いた」 牧伸二死去
肝入 2013年03月号 45 「耐え難き忍び難きが快感に」
肝入 2013年01月号 43 「心頭を滅却できぬ八十歳」  石原新党
肝入 2012年12月号 42 「何にでもなれるとはしゃぐ単細胞」 iPS細胞
月番 2011年10月号 28 「行列のできる緊急記者会見」 紳助失脚
月番 2011年09月号 27 「菅流の終演告げる鳩時計」 鳩山・菅・野田
新入 2011年07月号 25 「平成に灯火管制よみがえる」 震災による計画停電
新入 2011年01月号 19 「打つ手なしレンゲを投げる外務省」 中華帝国