国民の祝日と皇室祭祀2010/07/07 14:57

国民の祝日と皇室祭祀
 
 国民の祝日の多くが皇室祭祀を起源とする事はよく知られているが、もっと踏み込んで、皇室絡みでなければ国家の祝日たり得ない、と解釈した方がスッキリするようだ。「国民の祝日に関する法律」で決定した平成22年の祝日は以下の通り。

01/01 元日        小祭:歳旦祭
01/11 成人の日     講書始(例年01/10前後)歌会始(01/15前後)の折衷案?
02/11 建国記念の日  大祭:紀元節祭
03/21 春分の日     大祭:春季降霊祭
04/29 昭和の日     大祭:先帝祭
05/03 憲法記念日    大祭:神武天皇祭(旧暦では04/03)
05/04 みどりの日    みどりの日という名称は昭和の日の旧名
05/05 こどもの日     宮中の端午の節句を復活?
07/19 海の日       海の記念日(明治天皇絡み)
09/20 敬老の日     大祭:神嘗祭(旧暦で09/17)
09/23 秋分の日     大祭:秋季降霊祭
10/11 体育の日     大祭:神嘗祭(新暦で10/17)
11/03 文化の日     大祭:明治節祭
11/23 勤労感謝の日  大祭:新嘗祭
12/23 天皇誕生日    小祭:天長節祭

01/03 三日正月     大祭:元始祭
12/25 クリスマス     大祭:大正天皇祭

◆明治節祭にあわせて日本国憲法を公布したのではないか?
◆神武天皇祭にあわせて日本国憲法を施行したのではないか?
◆東京オリンピック開会式がたまたま神嘗祭に近かったので体育の日の名目で祝日に残したのではないか? オリンピック開催は紀元2600年からの悲願であったから、これ以上の名目は望めなかったろう。